あらすじネタバレ
スーキーの正体は「妖精」だったのです。スーキーは「妖精の世界」へ行き、自分の守護妖精に合います。ところが、スーキーが行方知れずになって、すでに1年経過していたのです。ビルはスーキーがいなくなって、ルイジアナ州のヴァンパイア当局の王になり、それに従うエリックでした。タラは名を変え、ニューオリンズで地下女子プロレスラーとなり、生活を送っていました。
スーキーの兄:ジェイソンは保管官になっていました。そしてホイトとジェシカの新生活は、若いジェシカにとってホイトの「愛」が重く感じ始め、二人の間には溝ができていきます。そして弟を撃ったサムは、シフターの仲間同士で語り合う様にまるで、カウンセリングの様に夜の森を走っていました。ジェイソンは恋したクリスタル=黒ひょうの残した一族を面倒を見ていましたが、彼らの欲する「食料」は缶詰やハムではなく人肉です。
そして突然、クリスタルと夫:フェルトンが現れ「ジェイソンを黒ヒョウに変化させて
自分達の子供を産む為の犠牲になってもらう」とジェイソンを監禁し犯し始めるのです。
アーリーンとテリーには、子供が出来ますがその子供はテリーの子供ではなく、連続殺人鬼の子でした。テリーは普通に接しますが、アーリーンはその赤ん坊を愛しながらも、敬遠しつつ接していました。
サムは同族の教師をしているレナに恋をしますが、レナには誰にも話せない秘密があったのです。それは「元夫が人狼であり、子供エマもいる」サムに言えずに苦しむレナでしたが、子供の事を知ったサムは、変わる事なく接してくれレナもサムに惹かれていきます。
一見平和に見えたボンタンでしたが、ある霊媒師に400年前「魔女裁判」でなくなった
アントニア・カビランが憑依し、ヴァンパイアに復讐を始めたのです。「死霊使い」という力を持つ彼女を捕獲する為に、王になったビルはエリックに命じます。アントニアの元に向かうエリックは記憶を全て奪われ、まるで別人になりスーキーの庇護を求めます。
そしてエリックとスーキーは一緒に住むうちに、スーキーはエリックを愛し始めます。
「魔女軍団VSヴァンパイア軍団」の戦いが始まります。魔女アントニアはビルの命を狙い、エリックは魔女の僕になってしまい、ビルを殺そうとするのです!!それを止めに入ったスーキーは・・
感想
今シーズンは「黒ヒョウ・人狼・魔女」で大混乱のボンタンの町です。でもスーキーの力が「妖精」というオチがお粗末な感じがします。最強のヴァンパイアに妖精・・う~ん・・もう少し頑張って設定して欲しかったです。ここまでダークであり、人間関係のダークな面も表現している作品なだけに、このオチは頂けませんね(苦笑)。
魔女狩りにあい、ヴァンパイアにレイプされ拷問され火あぶりになったアントニア登場です。ヴァンパイアの天敵ともいうべき存在がでてきて、今シーズンも盛り上がりますが、
エリックと寝てしまうスーキーには、少し残念ですね。ビルの事をあんなに愛していたのに、くら替えも酷いです。ビルも以前から「冷静すぎる部分」はありましたが、スーキーの愛より自分の地位を選んだ所も、少し納得がいきません。スーキーの愛を貫いて欲しいという気持ちがあったからです。作品上こうも惹きつけられる作品はないと思います。
そして平穏で大自然いっぱいのボンタンの町が、いつも魔物の登場で大混乱する様が生なましく描かれている作品です。そんな部分が魅力ある「トゥルー。ブラッド」ですね。
むしろ人間の存在が感じられない内容になってます(苦笑)。そこがこの作品の面白い点の一つかもしれません。始めは「人間とヴァンパイアの共存」がテーマになっていて、今シーズンも色々な「魔物」が登場しますが、スーキーの正体以外は、まったくブレのない作品ですね。魔物でありながら人間でもあるモノ達が、自分らしく生きるために模索しつつ、人間は本当の自分との信念と戦いながら生きる様がとっても魅力的です。
しかもそれらをキレイに見せる訳でもなく、ありのままの姿でみせるこの作品にはダーク的な面が見事に描かれています。欲望のままに生きる者・欲望を抑えながら生きる者達がみせるパフォーマンス。笑いがでそうになるシーンも、決して笑えない部分が詳細に描かれていて何度も言う様ですが、重いテーマになっています。しかし、その中でもスーキーの兄:ジェイソン・保安官:アンディ、この二人の存在が少し作品内容を軽くしているのです。でないとこの作品は、重すぎて息が詰まりそうな錯乱しそうなものになってしまうでしょう。でも「18歳未満お断り作品」である事は事実ですね(苦笑)。スーキーとビルの恋の行方がとても気になる作品です。
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